ふたばこども園は、岡山市北区の幼保連携型認定こども園です。園での生活や友達とのふれあいの中で、一人ひとりの意欲を培い、子どもの自律性を育てます｡

　みどり組（５歳児）さんが、食育指導でうどんを作りました。まず、袋の中に小麦粉と塩と水を入れ、それを手で揉みました。揉んでいく中で、「（粉が）変わってきた！」と小麦粉が粉の状態からまとまっていく様子に興味を持っていました。ある程度手で揉んだ後に足で踏んでこねました。「（食べる物を）踏んで大丈夫なのかな？！」「柔らかいね！」「おいしくなあれ！おいしくなあれ！」とみんなで言いながら、足で踏んでこねていました。その後、給食先生が生地を伸ばしたり、切ったりしてくれる様子を興味深そうに見ていた子どもたちです。今回うどんができるまでの工程を楽しく学べたようです。できあがったうどんは、給食の時間にかけうどんにしていただきました。「おいしいね」とお友だちと話をしながら食べていましたよ。

ままごと遊びが大好きなひよこ組（１歳児）さん。それぞれお皿に食べ物を並べて食べるふりをしたり、コップで飲み物を飲むふりをして楽しむ姿が多かったのですが、最近では、食べたり飲んだりするふりだけでなく、フライパンに食べ物を入れて、フライパンを揺らして調理をするふりをしたり、「これは熱いからね」と友だちとイメージを共有しながら一緒に楽しんでいる姿がみられています。それぞれ自分たちで作った料理を持ってテーブルに集まり、「○○作ったよ！」と料理を見せたり、友だちや先生に「はい、どうぞ」と食べさせてくれるなど、友だちと楽しくやり取りをしながら遊んでいる子どもたちです。

　午後のおやつの時間に、おやつやさんごっこをしました。今年度から、またみどり組さんがおやつの盛り付けをしたり、ソースを塗ったりと給食先生と一緒におやつを用意しました。この日までに誰が何の役割をするかみんなで考えて分担をしたり、売り場の商品（焼きそば、パンケーキ）のポスターを作ってとても楽しみにしていました。当日も張り切っておやつやさんになっていて、 「いらっしゃいませ！」と掛け声をかけていたみどり組さんです。

　もも組（３歳児）さん、きい組（4歳児）さんは、自分たちでチケットをつくり、みどり組さんのお部屋におやつをもらいにいきました。ちょっぴり恥ずかしそうにしている子にも、みどり組さんが「チケットはここに入れてね」「はい、どうぞ」と優しくやりとりをしてくれて、照れながらも「ありがとう」とチケットを渡しておやつを受け取ることができていた子どもたちです。小さいクラスの子どもたちも、その様子を見にきていて、これから食べるおやつに期待をしていました。みんなとても美味しそうにおやつを食べていました。

　子どもたちが楽しみにしていた秋の遠足。みどり組・きい組さんはバスにのって灘崎町総合公園に行きました。もも組さんは近くの公園に遊びに行き、小さいクラスの子どもたちも園の周辺をお散歩して、秋を見つけに行きました。公園では遊具でしっかり体を動かして楽しんで遊んでいました。園の周辺のお散歩では、みかんや柿、稲など、秋を見つけることができたようです。

　お弁当もとても楽しみにしていて、「お弁当はまだ？」とワクワクしていました。お弁当の時間になると、張り切って用意をしていて「見て、私のお弁当にはこれ入ってたよ！」と友だちと見せ合いながら、嬉しそうに食べていました。

　お忙しい中、お弁当の用意をしていただき、ありがとうございました。

　先日、園長先生の畑で芋掘りをしました。「お芋、あるかなぁ？」とワクワクしていた子どもたち。土の中から芋の頭が見えると、「見て！ここにあったよ！」と嬉しそうに土を掘っていました。なかなか出てこないさつまいもに、「これは大きいぞ！」と友だちと協力して芋掘りをする姿も見られました。小さいクラスの子どもたちも、芋の様子に興味深々で、芋や蔓を積極的に触ってみていました。

　また、みどり組（５歳児）クラスの子どもたちは、芋の蔓でリースづくりをしました。今後飾りつけをしていく予定です。どんな素敵なリースができるかな？楽しみです。